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樹種別
ツキ板に用いられる銘木は「針葉樹」と「広葉樹」に大別される
英語でsoftwoodとhardwoodと表現される。突板で使用される針葉樹の樹種は広葉樹に比べて少ない。
ex)スギ、ヒノキ、松、ヒバ、スプルースなど
一方、広葉樹ではその種類もバラエティに富みナラ、タモ、カバ、センを中心とした北海道材が主な国内産のツキ板用材である。北米産のツキ板用材はオーク、ウォールナット、メープルなど、チーク、カリン、コクタンなどの唐木類、東南アジア材、サペリ、マコーレ、ブビンガなどのアフリカ材など流通している樹種は100種類前後あるが、伐採制限などで原木の入手が困難になってもの、ニーズの変化などによって最近では、余り取引されなくなった樹種もあり、通常取引されている樹種はこれよりも少ない。
切削方法別 単板の切削タイプ別に切削機械も異なります。
スライスド単板 最も多く行われている切削方法で、※スライサー機で生産される。
(※参照「ツキ板の生産工程」)下記のように指定がない限り、
単にツキ板、単板と呼ばれる。
原木からの木取りの仕方で柾目、板目、追柾と呼ばれる。
任意の木目が得られる。
ロータリー単板 ベニヤレースという切削機械を用いる。
幅広の単板がとれ、木目はにぎやかな杢。
ハーフロータリー単板 ハーフ・ラウンド、ベニヤレースといわれる機械で切削される。
上記両者の中間的なもので、追柾と板目が作られる。![]()
柾、板目、杢(木理) 「板目」、「柾」「杢」があり、国内で生産されるツキ板の殆どが「柾」
である。
他に、カジュアルな風合いの寄木風に接着した※フリッチ
(※ツキ板の生産工程参照)をスライスした集成材ツキ板もある。
木肌(肌目)
肉眼で見た場合に表面に現れた細胞の大きさや均質性、配列のあらさ、色彩や年輪の巾、放射組織によって材質が均質であるか無いかを外観から区別したもので感覚的な要素も加わる。
杢
同樹種でもその表情に現れる木目や色合いは1本、1本が別なものである。土質や気象により、木理の変化はさまざまな模様となって現れる。これが「杢」である。板目面や、柾目面、樹種の特性によって現れた杢は、ロータリーレースなどによりツキ板となる。杢の名称は、鳥の羽の模様や植物の葉の形などの自然界に存在するもの、見た目の模様から名が付けられたものが多い。
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虎斑
柾目(正柾)の縦方向に走る繊維に対し、横方向へ伸びる繊維(杢柄)、ランダムに現れる。
斑
年輪の小口を見ると芯から放射状伸びる繊維質のこと。
ex)ナラ、ブナ、クリ、クヌギ等ブナ科の木によくでるので樫目ともいう。ケヤキなどのニレ科にも現れる
縮杢(チヂミモク)
縦方向の繊維質がゆらぐことにる杢の総称。横方向にシルクサテンのような光沢を持つ順目(光沢有)、逆目(影)の繰り返し。 タモ、シオジ、マホガニーなどに見られる。
リボン杢
交錯木理の放射断面に現れる縞模様。横方向に順目、坂目を繰り返す「縮杢」に対し、縦方向に光沢を持つ順目(光沢面)、逆目(影)の数年単位の繰り返し木目パターン。(ラワン、メランチ類、マホガニーなどのアフリカ材によく見られる。)
中杢
中央に板目があり、その両面に柾目が通っている。スギ(特に吉野スギが有名)![]()

笹杢
笹の葉が重なり合ったようなギザギザした板目模様。ex)吉野スギ、春日スギ、霧島スギ、神代スギ、ヒノキ、サワラ、イチイなど
筍杢(たけのこ)
竹の子の皮を思わせる山形の模様。スギ、ヒノキ、ケヤキその他

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