□■ツキ板の生産ライン□■



T.Searching & Purchasig  〜目利き

 

○国内で開催される原木市1回につき、数百〜数千点の原木が売りに出されます。しかしながらツキ板業者のチェックをかける原木はそのうちの僅か1割有る無に限られます。 逸品のツキ板用材に出会う為可也のチェック項目を通過していなければならないからです。ツキ板用材の原木はいわばトップクラスの中のトップクオリティーでなければなりません。
各項目のチェッキング後、あらゆる所見からさらに絞込みをかけ入札形式で取引が行われます。海外での買い付け方式はロット買が主になります。



U・Classifid products  〜ツキ板用材原木の仕分 



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ツキ板業界の書き入れ時 〜Main Season〜

夏場は原木の水分がぬけ易く「割れ」などの現象が頻繁に見られることから夏季は原木市のシーズンオフとなります。

夏以外のスリーシーズンに購買し、入港した原木を検品タグ打ちし、海中にストックしておいた原木を引上げて夏期の製造にかかります。





V・Sawing for the grain & texture  〜製材、木取り、フリッチ

 

板目、柾目取り

次に製材所にて1・板目2・柾目取り3・逆ハーフ板目4・ロータリー杢など模様の取り方、その木の独自性を考慮して製材加工(木取り)にかかります。先ず決定しなければならないのは0.15〜0.3mmの薄物にするか0.5を中心に1mmまでの厚物に仕上げるか(1mm以上は特厚品)等、木理(木目の柄・通り・色)木味(色艶などの質感)を予め予測した上で木目の造形を均一に近づけるよう仕上げる技術をも必要とされてきます。1本の原木から製材された幾つかの木の盤のことを「フリッチ」といいます。


W・Slicer  〜 スライサー



ロータリー単板製造ムービー ロータリー単板製造ムービー←New video!

以上の行程を経てから状態によってはフリッチを煮沸したり、そのままの状態でスライサーにかけます。 柾・板目用スライサー・ロータリーレースなど機種も様々です。 しかしこの薄くスライスする過程で自然の素材であるだけに木地の状態が変化する場合があり、責任者はその都度思案し方向転換する場合もあります。
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X・Dryer  〜 乾燥 



こうして紙のような薄い状態になる加工を経て、はじめて「ツキ板」の様相を呈してきます。 さらに、加工様式や樹種により自然乾燥にしたり真空乾燥のドライヤーにかけられて乾燥仕上げされます。 ツキ板と称されるようになったこの段階で、改めて検品され、この商品の評価が確定されます。
ツキ板を基材に貼る工程 ツキ板から化粧合板へ



Y・Remarks 〜外部から見たツキ板用の木取り光景



「製材所」−銘木の魅力を余すことなく引き出す舞台 或る建築デザイナーが当製材所を訪れた際、当責任者が原木の中身を鋸が入って割る前から如何にして知ることができるのか、透視能力でもあるのでしょうか?といった理解し難い面差しでした。
製材以前の原木買付けの時点から1点が数十万円から数百万もする銘木に対しこのようなリスクを背負いながら製造に携わらなければなりません。ツキ板製造がいかにリスキーであるかの所以がこのようなエピソードに凝縮されています。


□■Q&AキーワードKeyword□■



                         
厚みウスモノ 流通量の最も多い0.16mm〜0.22mm前後の厚みをメインに製造しております。通称「ウスモノ」
厚みアツモノ アツモノと呼ばれる0.55mm前後の厚み。ウスモノ>0.5mm(少量)>1.00mm(極小)の順に量産されています。
木目の種類 柾>板目>ロータリーの順に量産され流通しています。同じ1本の木でも加工により表情は全く異なります。
ツキ板の幅 柾で14cm前後、板目で25cm前後ですが、あくまで目安です。
ロ ッ ト 一本の原木からとれるツキ板の単位。何丁できるかは原木の竜米数などにより異なります。

上記はツキ板についてお客さまからのよくあるご質問です。ツキ板の基本用語集は
こちらをご覧ください。

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